Spec

Facility

  • 01天井高3,350mm以上

    各フロア天井高3,350mm~3,700mmにてゆとりある執務環境がストレス減に寄与します。

  • 02Low-E複層ガラス

    ガラスにコーティングされたLow-E膜が熱を吸収・反射し、夏の暑さを和らげ、冬の暖房効率を高める。

  • 03柱・梁の少ない空間

    プレストレストコンクリート造によって、建物のコンクリート量を減少させ、柱・梁の少ないオフィス空間を実現。

  • 04フルハイトカーテンウォール

    高さ3,600mmを超える開放感のある 窓は自然光を十分に取り入れ、ストレスフリーなオフィス空間を演出。

  • 05コンセント容量60VA/m2

    一般的なオフィス設備に対応しうる電気容量を確保。

  • 06LED照明

    建物のすべての照明をLED化し、高寿命化を図るとともに明るいオフィス空間を演出。

  • 07OAフロア150mm以上

    OAフロアを150mm以上にて設定し、床下空調システムと合わせてレイアウトフリーなオフィス空間を実現。

  • 08オープンウォールサッシ

    ビルサッシ同等の性能を有する大開口折れ戸を設置。オフィス空間とテラスを自然につなぐ。

  • 09床吹出空調システム

    気流を感じさせない床下空調システム は災害時の天井崩落や空調による感染症リスクを最小化。

  • 10床下荷重290kg/㎡

    一般的なオフィス設備に耐えうる荷重を確保。

VENTILATIONテナントビルとして稀な環境配慮型床吹出空調システムを採用

床下から均一に吹き出すマイルドな気流は、室内における温度差を最小とし、省エネと快適性を向上させる環境配慮型な空調システムといえます。この空調システム は、空調機が天井についていることでの地震時の天井崩落や空調機からの風がも たらす気流による感染症リスクを低減するために公官庁や学校施設などで取り入 れられています。吹き出し孔に関してもセンクシア社による表面から孔が見えない カーペットを使用。既製品のカーペットを加工する為、メンテナンス性に優れ、均一に 吹き出すことで特定の吹き出し口が必要ないため、従来の床下空調におけるデメ リットであったレイアウト上の制限がなくなり、レイアウトフリーな空間を提供します。 床下からの気流は感じられないほど微細であるため埃等が舞うこともありません。

ELEVATOR感染対策

エアータップ(非接触ボタンエアータップ)

赤外線センサーにて、利用者が手や指をかざすことでボタンに触れずエレベーターを操作でき、操作性をそのままに、衛生的にタッチレスに対応した機能です。

イオン発生装置(プラズマクラスター)

浮遊カビ菌やタバコの付着臭を分解・除去するシャープ株式会社の「プラズマクラスター技術」を活用し、エレベーターのかご内に、プラズマクラスターイオンを放出。エレベーター内を快適にします。

SECURITY第三者の侵入を防ぐセキュリティシステム

エレベーター前

非接触カードキーをかざすと解除し、エレベーターを呼び寄せます。

オフィスエントランス前

物理キーによる施錠対応にて第三者の侵入を禁止します。

機械警備

センサー等により侵入・火災・設備異常を遠隔監視します。

共有部警備カメラ

各階共有部に設置された防犯カメラにて遠隔監視が可能です。

STRUCTUREPRC造による柱梁格子構造

本建物の構造は、現場打ちプレストレスト鉄筋コンクリート(PRC)構造という構築方法を採用しています。
①中規模オフィスビルでもSクラスビルのようなワイドスパンの執務空間を提供できること。
②フレームの復元力が大きくなり、大地震後の継続利用が早期に可能になること。
③特徴的となるボリュームの立体的な積層を自由に構築できること。
④長期的な梁のたわみなどを圧倒的に軽減できること
などのメリットを意図しています。構造計画としては、柱梁で構成された枠組みで地震に対抗するラーメン構造を採用しています。2面接道を活かし、接道部に対してオープンとなる計画となっており、その2方向の梁が交差するリズムを執務空間に表現し、照明や設備の拠り所としている事が最大の特徴となっています。室内においても構造設計による条件を空間に落とし込み、格天井と合わさり柱梁架構造を形成する柱は漸進的に小さくなるようにしています。従来の一定の重い存在感をもった柱を廃し、リズミカルに空間へ意匠としてのアクセントを加えます。